このイラストは海洋の渦を観察した研究員の研究成果をもとに僕が書いたイラストです。
低気圧とか高気圧とか名まえが付いていますが、気象にはまったく関係ありません。
こちらの研究もフロートを使って観測していました。
このイラストは、表層の海水と深層の海水がまざりあう現象を解説していまして、渦といっても直径100キロメートルから300キロメートルのものが観測対象になります。親潮と黒潮がぶつかり日本の近くでみられる現象ですが、ただ船で渦のところまで行っても渦の流れを確認することはできないでしょう。
たしかにスケールは大きな渦ですが、海洋では豆つぶのような現象にしかすぎません。
詳しくは下記のサイトを参照してください。
■ 参照情報
全球海洋観測システム「アルゴ」で明らかになった海洋の変化
―Argoフロート観測網が15年の間にとらえた海洋環境の姿と拡張への取り組み―